一番インパクトのある効果の「見える化」

昨日、5S活動を精力的に続けている行田物流センターで、5Sチームの各リーダーが集まってのミーティングがありました。

5S活動の最大の目標は、その活動によってコスト削減や効率の最大化など、仕事や業務にプラスに反映されることです。

だから、その効果を誰もが感じとれるようにしていくことが肝心です。

最もインパクトのある方法が数値によるビフォアーアフターです。

以下は、行田物流センターで使用されているトイレットペーパーに関する5S活動の結果を議事録の中から抜粋したものです。

是非、ご覧ください。

>事務所で保管しているトイレットペーパーの、各部署への持出しは、使用する場所>と個数を管理表に記入のうえ持ち出すこととしている。

>方法としては、置き薬の持出し申請と同様に改善した結果、業者への請求代金が>減ってきている
>10月 4、105円
>11月 4、074円                                                      >12月 2、604円 (← 一気に削減されていることに注目)
> 1月 1、869円

>となった。
>実に45,5%も削減することに成功。

>申請書に記入するという手間をかけることで、無駄に使用しない、経費削減の意>識が高まってきた。

削減自体もスゴイですけど、仮に、行田物流センターの5S活動をよくわからない人や、興味が無かった人でも、活動の効果が一目で分かる議事録ですよね。

指標を取ることと、継続することの大事さもにじみ出ていると思います。

施策を始めて1ヶ月や2ヶ月で効果測定する事は、かえって良くないこともわかりますし、言い換えれば「待つ事も成功のうち」だということが良く分かります。

また、やはり数値による効果の「見える化」のうほうがインパクトも強いですね。

逆に「え!? 何をどうやったの??」って、ますます興味を引くのではないでしょうか。

議事録自体が、初めての知らない人でも一目で分かる「見える化」にドンドン、カイゼンされていると思います。

議事録は事務チーム(通称、小町チーム)のリーダーが毎回、記入しているのですが、議事録自体にも独自に工夫とカイゼンをされていることも良く分かります。

行田物流センターの、事務チームのカイゼン力も、実は侮れないチカラを持っている一例の紹介でした。

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