管理者養成学校長 元橋康雄氏の言葉

柳原です。

いつもブログをご覧頂き有難うございます。

弊社の管理者がお世話になっている、管理者養成学校の校長 元橋康雄氏は

『管理者とは、部下に「注意・叱る」、「褒める」、「仕事を与える」そして「説得する」ことが仕事である。』とおっしゃっています。

私は当校には入校していませんので、体験されてきた弊社の管理者の日々の様子や言葉、当校のHP等からしか、伺い知る事ができません。

なので、以下はあくまで私の想像での管理者像になりますのでご了承を。

管理者養成学校の校長 元橋康雄氏がおっしゃるこの言葉を実践していくには、実践たる材料が必要だと思います。

その材料とは、一任された役職の業務定義にもとずいた現状把握のような気がします。

それは、

部下が(もしくは一任された業務範囲内で)、

今、

何を、行っているのか、

どのように進めていこうとしているのか、

その結果をどう予想しているのか、

など部下の今を把握する必要があると思えるのです。

部下のやっている事を知らずして、

注意はできないですし、

叱る事もできません。

ましてや、褒めることなどなおさらできないし、

説得すらできません。

部下の今を知らなければ、これから始める新しい仕事を与える事もできないと思います。

当校の第3企画推進部 部門長代行 佐藤敬二氏のおっしゃる言葉の中にヒューマンスキルというキーワードがあります。

ヒューマンスキルこそ、現状を把握すために必要な、部下とのコミュニケーション力の事なのだと思います。

氏が言う管理者にとってのヒューマンスキルといえば、

「具体的に部下に仕事を与える」

「会社のビジョン・方針を伝える」

「どのように部下と関わったら良いのか」

「仕事を通じてどのように部下の能力を引き出したら良いのか」

との事。

元橋校長の具体的な手法と、佐藤氏の目的を合せ、部下とのコミュニケーションを図り、これらを実現し把握してこそ管理業がなしえるのかなと思いました。

とはいえ管理者ひとりで全てをできるわけではありません。

倉庫内の業務(仕事ではありません)といえば、寄託商品を直接取り扱う業務とシステム管理する業務。

どちらの業務も、業務そのものは担当者が実務をこなしますが、ただし、その業務内容や進捗状況は常に管理者が把握し、佐藤氏のいう目的をこなして仕事とするのだと感じました。

また、そういう事を勉強されてきているのだなと思いました。

受講されてきた弊社の管理者の皆さんから話を聞くと、体験した者しか分からないほど大変な事をしてきています。

帰ってきた方を見ると、私などでは想像を超えた体験のようで、「お疲れ様でした」という言葉が精いっぱいで、他の言葉が全く思いつきません。

私達部下側も日々の業務でそれなりの苦労もありますが、管理者である上司は、もっと耐えがたい苦労を乗り越えてこられた方達。

我々部下側は上司の決断と指示が必要です。

管理者である上司は、自分の目と耳で集めた情報以外にも、部下からの部下の考えた情報を欲しています。

それらが互いのコミュニケーションで集約されてこそ、業務から仕事化へと進捗していくのかもしれませんね。

どちらにとっても相連報も業務なのですから。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!


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