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柳原です。

いつもご覧になっていただき有難うございます。

昨年入社した新入社員。

入社してまだ1年4ヶ月。

担当している業務をこなす事で精一杯。

「業務」を一生懸命、覚えようとしている彼らにとって、「仕事をこなす」には、まだまだ時間が掛かります。

そんな彼らを見ていると、分からないながらも一生懸命、頑張っている姿に好感が持てるし、こちらも見習うべきところが非常に多いです。

先日のある会議でのこと。

社長や上層部も出席している、とても大事な会議に新入社員の一人が参加しました。

 

この日はなんと、議事進行役。

社長相手に、前回からの進捗状況の確認や、状況の様子、達成未達の理由など、なかなか聞きにくい事も自分から積極的に質問や意見を述べていました。

自分の担当業務を理解し、できるできないではなく、やるべき事を、自分の出きる限りの力で、とにかくやってみる姿勢を持っていたからこそだと思います。

これはまさに業務をこなしたのではなく、仕事を全うしようとする姿勢の表れだと思います。

夏季休暇中にも自宅で仕事をした彼女。

誰に言われたわけでもなく、自分の仕事に責任を持って挑んでいるからでしょう。

夏季休暇とか普段の勤務だからではなく、自分の仕事をこなすために、今考えられる自分のできる事の結果だと思います。

とはいえ、彼女がココまで責任を持って頑張ろうと思っても、現実はなかなかそうはいきません。

なぜなら、私達と決定的に違うのは、経験とノウハウが圧倒的に少ないからです。

それでも賞賛できるくらい、この日の会議をスムーズに終わらせる事ができたのは、普段からの相連報をしっかり行っていた賜物以外ありえません。

常に笑顔（これは彼女の誰にも負けない長所です）と、とにかく知ったかぶりしないで聞きまくる謙虚さ、周りの先輩の行動や言動を常に注意して見聞きし、出きる限り真似てみる積極性、これらに相連報が加わり、突然の今回の会議の議事進行でも賞賛できるほど素晴らしい仕事がこなせたのでしょう。

新入社員にとって、笑顔も、謙虚さも、積極性も、私達が考えている以上に本当は大変な苦労のはず。

笑顔を出しただけで感謝してあげて、謙虚な姿勢が垣間見れるたびに褒めてあげて、積極的な姿勢は結果よりも、その過程に大いに賞賛してあげる事が、彼らにとっての一番のご褒美だと思います。

彼らを見ていると本当に得られる事が多くあります。

ありがとう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました！

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