教える事で気付き教えられる。
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
本日午後、就職を希望している高校3年生が社会見学の一環で弊社の行田物流センターに訪れました。
見学前にセンター長から発せられた言葉は「君たちは学生と社会人の決定的な違いを分かるか?」です。
曰く「学生はお金を払って勉強する。社会人はお金をもらって(仕事を通して)勉強できる。」との事。
「大事なポイントは、学生は教わった事を自分の為に使う。でも、社会人は教わった事を相手の為に使う。だから教わった事をアウトプットする事が一番、大切なことなんだ。」
深い言葉だと思います。
部長からの挨拶の後は構内を見学します。
見学中は初めて見る物流センターだけあって、多分、理解ですること自体難しかったかもしれません。
見学後が、実は弊社独自のセミナーが待っています。
新入社員による学生へのセミナー時間なのです。
軽い自己紹介の後、各々が当時の自分を思い出し、今の彼らが知っておくべき事を講和します。
彼が3年生の彼らに今一番伝えたい事、それは・・・
「挨拶」と「メモ」
物流センタースタッフからの挨拶一つでお客様が感動し、ついにはお取引を開始してしまった実話を交え、自身の失敗談なども紹介しながら熱く伝えていました。
またメモは自分が覚えるためのツールだけではなく、メモ一つでミスや事故を防ぐ効果もあることを、こちらも実例(失敗談含む)を交えて紹介していました。
早速3年生の彼らもノートにビッシリ、メモしていました。
これで明日、学校に登校しても誰よりも詳しく、先生に報告できる事でしょう。
さて続いて2人目。
彼が3年生に伝えたい事。
入社前と今とでは「報連相」に対する考え方はガラリと変わったといいます。
やはり失敗を通じて意識が変わったと言っていました。
彼自身も大きな失敗をした際に「なんで俺だけが」という「不満」はあったようですが、今では自分自身が自ら報連相をしなかった事が最大の要因だと気付き、是非彼らにも知っていてもらいたいという内容でした。
教えているつもりが、実は彼らも再確認できた事だと思います。
失敗例も思い出し、語る事でアウトプットもできた事でしょう。
彼らのセミナーを聞ける事で私も勉強になりました。
社会見学に来た3年生の彼らのお陰で、実は私達が勉強できたのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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