トップダウン<ダウントップ
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
トップダウンがほぼ完璧に常に実施されている企業があります。
ユーザックシステム㈱ 様です。
ユーザック様とは時々、物流に限らず情報交換をさせていただいてます。
先日、弊社の5Sリーダーとメンバー合わせて4名で、ユーザックシステム様が開催しているある施策に体験参加させていただく事ができました(超超超特例なことでした。本当に有難うございました)。
ユーザック様の施策が大成功している根本的な背景には、完璧なまでのトップダウンだと感じました。
トップダウンとは、勘違いされている方も多いようですが、「全て、なんでも、トップが決めて末端まで周知・実施されている状態の事」ではありません。
なぜなら、トップダウンの始点はダウントップだからです。
末端の本音の声が、いかにトップまで素早く正確に届くかのシクミが無ければ、トップもダウンのしようがありません。
よって管理者は常に部下の行動や言動、表情を敏感に察知し、本音を引き出し、上司へ報告していく事が必要です。そしてそれは、管理者=役職者だけのことではありません。
一般社員も、自分より就業年数の低い後輩の面倒を見、本音を引き出し上司に報告する必要があります。
上司はその先輩社員から得た情報と、その先輩社員自体の本音を引き出します。
先輩は後輩から、上司は部下から情報を引き出し、部下は上司へ、上司は更にその上司へ、その上司は更に上司へと報告連絡相談が繋がり、最終的には自社のトップへ声が届くというシクミです。
本音の声から様々な対処案が為されたならば、やっとトップダウンに繋がっていきます。
その際も途中で途切れないよう、やはりシクミが必要です。
ユーザック様社内に半日いると、社員の多くの声が経営層の方々まで届いている事が良く分かります。
また、経営層の考えている事や会社の方向性、あるべき姿を社員の方々が熟知していることも伺えました。
よくTVで紹介されるような企業の多くは、ダウントップ、トップダウンが本当にシッカリ為されています。
ちなみに、ユーザック様がダウントップ、トップダウンをシッカリ行えるキーワードは「常に褒める」「感謝する」言葉です。
日常の業務から、誰からも聞こえた言葉だからです。
全社が一丸となるというのは、社内にこういう風土を作る事なのかもしれませんね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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