コツコツを惜しまない行田物流センターの逸品

お早うございます。

柳原です。

いつもご覧になっていただき有難うございます。

弊社での5Sカイゼン活動の雄である行田物流センター。

一番、他社の方と接することの多いのはもちろん受付窓口業務です。

あらゆる会社のトラックドライバーさんが訪れます。

搬入時、荷卸時、積み込み時、出荷時・・・

各社路線便、定期便、貸切(チャーター)便、海上コンテナ・・・

初めての方、数回の方、常連の方・・・

新人の方、ベテランの方・・・

いろんな方が訪れます。

よって、こちらが当たり前と思っていることも、あるドライバーさんは知らなかったり、ドライバーさんにとっては当たり前と思っていることでも、こちらが知らなかったりと色々です。

誰が悪いわけではないですが、それらが理由で事故やミスを誘発してしまうと、あやふやな責任問題に発展しかねません。

まして人命に関わるような事でしたらなおさらです。

そこで行田物流センターでは、とにかく周知することを心がけています。

ポイントは以下の通りです。

誰でも、いつでも、すぐにでも、簡単に、分かるように、です。

受付窓口にある下記の掲示物をご覧ください。

なんてことないような掲示物ですが、色、大きさ、文面、など工夫がちりばめられた掲示だと思います。

 

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掲示場所もドライバーさんが必ず通る場所、必ず訪れる場所、高さは目線の位置・・・

効果としては、初めて訪れたドライバーさんでも分かるので、業務をとめて個々に教える時間を削減できます。

また、今あるフォークリフトが誰が何時から何時まで使用されているのか、が一目で分かるため、探す手間や聞く手間も省けます。

掲示した背景には、今までに教えた回数と教えた時間、教えた人数を計測し、行田物流センターにある一人あたりのコスト指数を掛け算出し、掲示した際のコストと削減できるコストを検証しました。

最終的には人命に関わる安全ルールという観念からの掲示だと思われます。

「安全は全てに優先する」と言うのも行田物流センターのモットーだからです。

こんな小さな事とも思えるところからも、地道にコスト算出や検証を行うところが何より素晴らしいことだと思います。

小さな事からコツコツと、というのはこういう事を言うのではないでしょうか。

その小さなコツコツを最も影響のあるセンター長や5Sリーダーが積極的に皆に見える形で行動し周知しているからこそ、大きな活動となるのだと思います。

行田物流センター内にある「気にしていないとつい見過ごしてしまう何か」でも、その背景には隠されたコツコツが実はたくさんあるのです。

【危険品倉庫・物流センター・低温倉庫の一覧】

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