エコ活動と環境配慮と社会貢献と会社経営

お早うございます。

柳原です。

いつもご覧になっていただき有難うございます。

昨日、㈱エコトラック の池田様とお会いし、とても感銘を受けるお話を聞かせていただきました。

同社は読んで字のごとく、地球環境に優しいとされる天然ガスEgを搭載したトラック(低公害車)のみを使用しています。

低公害車の燃料は天然ガス。天然ガスとは硫黄などの不純物を含まず、燃焼時のCO2発生量は化石燃料中もっとも少ないなど環境負荷が少ないクリーンエネルギーのことといいます。

キッカケは池田様の子供さんが生まれつき、ひどいアトピーだったことです。

見ていて辛くなるほどアトピーによる痒みはひどかったそうです。

そんな状況から自然と環境というテーマに着眼していたそうです。

池田様は、もともと運輸業に関わっていた方。

様々な理由により、なかなか環境に配慮した活動に進みにくい運輸業。

ディーゼル排気ガスの現実を目の辺りにしながらも、自分でできることは何かを模索したのもごく自然なことだったのだと思います。

そして思いついたのが、自分で会社を興し低公害車を普及させようと取り組まれたのだそうです。

たとえ1台でも2台でも売れてくれれば・・・

そんな思いで当初は活動したそうです。

それが今では環境に徹底した活動が認められ、国内でも有数の大企業からオファーが来るようになったそうです。

そんな池田様から非常に感銘した言葉を頂くことができました。

その言葉とは・・・

「企業による社会貢献や環境活動って最近、良く聞きますよね。

得られた収益の数%を環境活動に寄付したとか、使用車両の数台をハイブリッド車に変えたとか・・・

でもね、殆どの企業は儲けてから活動するんです。

うちは事情が事情でしたので、環境活動をしたくて起業したものですから、社会貢献から入ってるんですよ。

そんな会社、一つくらいあっても良いですよね」

結果的にその徹底して環境を考えた経営活動が、なかなか環境に配慮した活動に進まず悩んでいた超大手の会社がお客様となり、国も支援してくれているそうです。

よって当然、収益も伸び続けているそうです。

「儲けて社会貢献」ではなく、「社会貢献で儲かってしまった」、ということです。

きっと「儲ける為に社会貢献」ではこうはいかないでしょう。

とはいえ、儲かってしまった部分はじつは他の壮大な環境活動計画(聞くと超ビックリな計画)に投資しているので手元には殆ど残らないんだよ、と謙遜していました。

純粋に環境を考えた活動、行動、は本当に脱帽の一言です。

なかなか詳細は記載できないので、伝えたいことの1%も満たないのですが、それでもアトピーの原因と言われた環境を悪く言うこともなく、人の批判をすることもなく、環境活動に進まない社会にも文句一つ言うわけでもなく、嘆くこともなく、とにかく、今ままで協力してくれた方への感謝の言葉や、夢の話ししかしない池田様のお人柄に目が潤む想いでした。

自分が無理なく、できる範囲の環境活動ってなんだろう、と考えてしまった日でした。

ちなみに池田様の子供さんはいまではアトピーによる症状もなく元気だそうです。

でも、他の悩んでおられる方々のために今は一生懸命、環境活動のために会社経営を頑張っているそうです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

【記事一覧】
http://ameblo.jp/shinozaki-tw/entrylist-1.html


【ご意見・お問合せ・ご相談お待ちしてます】

yanagihara_k@shinozaki.co.jp

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る