行田物流センター(埼玉県行田市)の5Sカイゼン活動を見学に来られました。
お早うございます。
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
先月26日、千葉県にあるS倉庫の皆様が弊社の行田物流センターに見学に来られました。
目的はS倉庫様も5Sカイゼン活動を始めるにあたり、弊社の取り組み方法や具体的な5Sカイゼン例を実際に見て聞いてみたい、ということです。
当日は行田物流5Sカイゼン活動チーム指示のもと、各部署が協力してお迎えの準備をしました。
まずは5Sカイゼン活動チームサブリーダーの尾澤センター長からの挨拶。
続いて「全ての活動に失敗は無い! 全ての活動が成功!」「挨拶はハードを超える!」「TOPは背中で語り、熱く褒める!」が口癖の古沢チームリーダーからの挨拶。
さぁ、早速見学開始。
5Sカイゼン活動は、今の見た目よりも、今までの過程が大事です。
こちらは休憩室にある、5Sカイゼン活動を数値化し見える化した掲示板を説明する古沢チームリーダー。
移動の途中での質問にも快く、かつ丁寧に返答を心がけていたチームメンバー。
2Fでは、EV脇にある作業マニュアルを説明。
作業マニュアルの説明というより、何故EV脇が良いのか、どのような掲示の仕方が良いのか、どうすれば目を引くかなどのポイントも交え説明していたチームメンバー。
3Fは主にカートン、流通加工系の商品をお預かりしています。
こちらも加工マニュアルや注意点を見える化し情報を共有化するシクミを披露。
時間計測での指標化、5Sカイゼンによる効果測定、コストの明示、アルバイトさんやパートさんへの意識と行動の浸透方法などを熱く説明。
資料も数字も気付いた部分や質問があった部分は全て公開して説明します。
5Sカイゼン活動を始める苦労、始めた後の苦労は我々も良く知っています。
だからS倉庫様が少しでも成功することを祈って、ノウハウを分かち合います。
倉庫内を一通り見学し終わった後は、待ってました!
このセミナーでは、5Sカイゼン活動を継続するキモはチームリーダーにあることを熱く熱く語ります。
5Sカイゼン活動を通してみなの意識が変わると行動が変わってきます。
リーダーとして何が必要なのか、リーダーはどのような意識を持つべきかなど実践を通して感じた本物のセミナーです。
本日の見学にあたり、古沢チームリーダーが直接手を出したのは、このセミナー講義だけ。
他部署の説明や資料の用意は全てチームメンバーや現場担当者が請負いました。
せいぜい相談を受けたこととアドバイスをしただけです。
リーダーは最初は大変だと思います。
人の責任も、人がやるべきことも全てを自身が一身に受け、それでも褒めまくり、褒め続け、熱く熱くしつこく語り続けていきます。
どんな施策であろうと、どんなシクミであろうと、どんなに素晴らしい機器を導入しようと、実施や行動、操作を行うのは人対人。
まして指示を出し、管理するのもされるのも人対人。
結局、相手は人ですから、熱い想いと率先垂範する行動、怒るのではなく注意やアドバイス、許し褒める心、苦労を労う言葉がないとチームは成り立ちませんし、チーム力を発揮する事は難しくなります。
見学に来られたS倉庫様からもお褒めの言葉を頂き、とても嬉しい日となりました。
しかし、一番、勉強になったのは実は行田物流センタースタッフをはじめ、弊社かもしれません。
だって今日、見られた事、質問された事で、新たに気付いた事がたくさんあったからです。
見学に行くことも大切ですが、見学に来られるほうが気付きが多く勉強になるかもしれませんね。
S倉庫の皆様、大変、お疲れさまでした。
ゆっくり休む時間もない過密スケジュールだったため、大変お疲れになったことだと思います。
今度は是非、S倉庫様の5Sカイゼン活動を拝見させてくださいネ。
行田物流センター一同、よろしくお願いします!
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