5Sの1番大事な「捨てる」を考える。ECRSの法則=生イカの法則??


岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫
の柳原です。

 

年末に向けて大掃除を準備されている方は多くいらっしゃると思います。

社内美化の意味を込めた大掃除ならともかく、恒例・定例だからの年末大掃除の意味とは。。。

本来は、大掃除をしなくてもいいように普段から5S活動に努め、

年末の繁忙期ほど、業務にヒト・モノ・カネを集中できるシクミ化に努めなければならないのですが。。。

 

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さて、この5S活動を行うにあたっての根本となる意識があります。

それは、5Sの根本でもある「捨てる」を中心にまず考える事であり、そのために下記の順番通りに検証する事です。

「捨てる=必要でない」べきか「捨てない=必要な物」を決める流れは下記の通りです。

 

対象事象(分かりやすいように「業務」にしてみました)に対し、

1.そもそも、その業務は「無くせないのか」=「排除できないか」=「Eliminate」

無くせないのら、

 

2.他の業務と「まとめられないか」=「統合できないか」=「Combine」

まとめられないなら、

 

3.他の場所(部署・順番)に「移動できないか」=「移動・移転・交換」=「Rearrange」

それもできないなら、

 

4.業務そのものを「簡単にできないか」=「簡素化・単純化・スリム化」=「Simplify」

 

ココまで検証して残るのなら、初めて必要な業務(物・事)という事になり、他の必要な物と共に整理へと移行します。

 

ちなみにこの一連の流れを一般的には「ECRSの法則」と言います。

英語表記や英語名が難しくなじめないので、

私の物流仲間の間では「生イカ(なまいか)の法則」と命名し簡単化しています。

※完全オリジナル名なので、どこにも載っていません(笑)

 

さて、年末の大掃除。

生イカの法則にあてはめてみると、とても面白いかと思います。

それが必要なのか、必要でないのか、目的によっても大きく変わる事が分かるかと思いますよΛΛ

 

 

篠崎運送倉庫のHPではヒヤリハット事例集を掲載していますのでコチラも是非ご一読をΛΛ

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無題

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