お早うございます。

柳原です。

いつもご覧になっていただき有難うございます。

先日、日本人の言語力をテーマした番組が放送されていました。

冒頭で、サッカーワールドカップで日本が敗退したのは選手の言語力の低さが原因だったと述べていました。

オシム監督も選手の言語力の低さに驚いたそうです。

ここで言う言語力とは、キチンと自分の意見を述べる、ハッキリ伝えるという行動的な事よりも、相手が理解し易いように文章を組み立てて意見を伝える、言葉を発する能力が低いという意味です。

ある学校内での教師と生徒のやり取りもそうでした。

生徒「あの~、プリントが欲しいです」

先生「?? 何の?」

生徒「○○の授業で使ったやつ・・・」

先生「?? いつの?」

生徒「・・・この前、○○したときの・・・」

先生「あ~、あのプリントね! だったら最初からそう言えば良いじゃん!」

生徒と先生の間でこういうやり取りが非常に多く、まさに言語教育の必要性を身にしみて感じているそうです。

また、ある会社では、新入社員にレポートをまとめるよう依頼すると、とても長い時間がかかった挙句、「どうやってまとめて良いか分かりません・・・」と。

話を聞いていくと、何が目的のレポートで、どんな内容をレポーティングすれば良いかは分かっています。

ただ、その分かっている内容を、どのようにまとめていけば良いのかが分からないとの事です。

街角である質問したことに応えるインタビューをしたところ、答えはすぐに出ます。

しかし、「何故?」と聞くと「いやぁ~、何故って聞かれても・・・」という答えが多いそうです。

頭ではなんとなく理由も答えを出す結果も分かっているので、箇条形式での答えは良く出るそうです。

しかしその結果が、冒頭の生徒と先生のやり取りなのです。

オシム監督はこう言ってました。

「選手だけではない。日本人全体がスポーツだけでなく、生活全般の中で伝える力が無い。

選手は私がアドバイスや意見を言うと、皆、恐れているかのように黙って話を聞く。

そして最後まで聞くだけ。

自分のシッカリした意見をなかなか言わない。

これでは秒単位で一瞬に変わるサッカーの世界で、互いに意思疎通を図りながら1点を取っていく事は非常に難しいことだ」と。

ある企業では、以前のいわゆる職人の世界だったときは、弟子(後輩)は親方(先輩)を見よう見まねで盗んで覚えていました。

しかし、今の世の中では、先輩がシッカリ教え、後輩はシッカリ学んでもらうためにも、全社員の言語力の教育に力を入れています。

社内にレポートや資料の添削員がおり、受講する社員は1年間、言語力を学んでいくのだそうです。

これは若い世代の社員に限った制度ではありません。

社員全員が対象です。

先輩も教えるためには言語力が必要だからです。

言語力とはいわゆる「5W1H」を言葉で表し、声に出して言えるか、という事なのでしょう。

その根底には「相手に自分の気持ちを伝えるために」が必要なのだと思います。

私も思い当たる事は多々あると思います。

なぜなら、後輩の「まるちゃん」が時々悩む(スマン、まる!)からです。

「相手に理解を求めるより先に、自分は相手が理解できる言葉を声に発しているか」

が言語力を高める意識の持ち方かもしれませんね。

オシム監督が最後にこう言ってました。

「だったら言語力が高いとされる外国を目指し見習っていこうと日本人はすぐに思う。

しかし、それでは絶対ダメだ。

追いついた時には、相手は既にもっと高いレベルに達しているから、いつまでも追いつく事はできない。

追い越す気で考えて行動していかなくては絶対ダメだ。

そして追い越すためには外国には無い、しかし日本人が昔から持つ長所も同時に伸ばしていくことが必要だ。

日本人の良さは上下関係を良く知っている。

それは自分の意見を回りの相手に合わせて言葉やタイミングを変えて、相手が聞きやすいように工夫できる事だ。

更に相手の話をじっと聞くことが出きるのも日本人の持つ長所なのだ。

だから日本人の良さを捨てることも絶対ダメだ。」と。

言語力・・・

真剣に考えていくべき項目の一つのようです。

今日のブログ、皆さんに伝わりましたでしょうか??

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

【埼玉県内に6ヶ所、危険品倉庫・物流センター・低温倉庫の一覧】

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