8月12日のブログ【5Sカイゼン活動の意義
】に対してhayashida様という方から、以下のようなコメントをいただきました。

『1 ■コストは?

こういった物を作成する人・物のコストはどのように管理されてますか?
社員の意気が上がられてる御社では、あまり意識されていないようですが、
実際作成するには、人が作成にかかる時間と、テプラテープ・材料等は高額ですよね!!
(人件費が何より高かと思いますが…)
御社はどのようにコスト管理されているのか?(@_@)
その辺も書いていただけると大変参考になります。』

以下、あくまで私の個人的かつ現状での考えですがご返答いたします。

弊社では、5Sカイゼン活動は基本的には業務時間内で行っています。

当初は業務時間外などでも行っていて、その都度、残業代なども発生することもありましたが、現在ではよほどのことが無ければは業務時間外での5Sカイゼン活動は行っていません。

5Sカイゼン活動も既存の業務に新しく加わった業務であるという意識のうえでおこなっていますので、業務としての優先度は全く同じです。

少し違うのは、業務処理の優先度で変わるということです。

よって各チーム、各自とも、5Sカイゼン活動も含めた業務処理の年間スケジュール、四半期スケジュール、月間スケジュール、週間、当日と5Sカイゼン活動も組み込まれ行っています。

今まで行ってきた業務に新たな業務が加わった場合、時間というキャパが限られている以上、既存業務と新業務とで整理整頓しスケジューリングしていきます。

その後検証期間を終え、業務カイゼンを行っていきます。

このように日常の業務中においても5Sという意識の基、業務に励んでおります。

よって、業務時間内に5Sカイゼン活動に携わった時間やコストの詳細な記録はとっておりません。

ただし・・・

意識が無いから記録していないのではありません。

実際には、ある施策を始めた時から終了とするまでの期間や人数、使用した備品類、施策専用に購買した額などが記入された、カイゼン報告書があり、全社内で都度、掲示され頻繁に更新されています。

現状は、在庫から使用した備品類は「¥0」としています。

厳密に言えば、もちろん、「¥0」では無いのですが、あまりにも細々とした部分までコスト管理すると、活動そのものの原動力を失うきっかけにもなります。

原動力とは、5Sを日常に楽しく取り入れ、日々カイゼンして効率やコストダウンが図れ、過去より良くなった職場を楽しむ社風のことです。

楽しむことがまさに原動力です。

要するに、現状では5Sを楽しむためにはある一部分(場面)においては細々としたコスト管理は不要と判断しているということです。

もし、現状よりも細かい部分までにもコスト管理をした方が良いとなった時は、躊躇することなくカイゼンが成されます。

思考中の非活動よりも、無思考でも活動できる環境と意識の方が楽しい職場になります。

さらに言えば少なくとも5Sカイゼン活動における一般的に言われる失敗は失敗と認識いたしません。

あまり効果が無かった(失敗)事が分かったからこそ、新たにカイゼンのきっかけを見つけることができて良かったと判断するからです。

管理という意味においては、弊社は物流企業ですので、社内の備品類の在庫や備品使用コスト、作業にかかる時間コスト、生産性、など、出来る限り記録し続けています。

当初は高い材料を使ったとしても、その中からカイゼンの種を見つけ開花させるほうが長期的には低コストのノウハウがつくかと考えています。

高いからと躊躇していては(もちろん限度はありますが・・・)、カイゼンの種は見つかりません。

ちなみに、社内で5Sカイゼン活動を推進していこう、という雰囲気はありますが、強制的なものではありません。

冒頭にも書きましたとおり、5Sカイゼン活動を残業して行うときも無くはありませんし、昼休みや休憩中でも行っている社員もいます。

活動している社員の多くは楽しい、面白いからやっているだけです。

実際は検証するのも記録するのも大変は大変ですが、その後の楽しみを知っているということでしょうか。

意外と休憩中のほうが雑談を交えたながら5Sチックな話題にすると、アイデアがわいてきたりしますしね。

そもそも、5Sカイゼン活動って楽しくなくちゃ続きませんよね。


hayashida様のお陰で、あらためて5Sカイゼン活動の根本を考える機会を得ることができました。

どうも、ありがとうございました。

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