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で、今月はユニクロでお馴染みのファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が自身の経営論を述べています。

ユニクロといえば、アパレル業界の常識を覆した商品を発表し、しかも安く販売するイメージがあります。

番組の中ではドラッガー氏の言葉を借りて顧客の創造というテーマで語っていました。

顧客の創造とは、いわゆる「固定観念(常識)の打破」=「常識を覆した商品」=「新規顧客の開拓」ということでしょうか。

一般的に私達は常識にとらわれて日常を生活しています。

仕事も一緒です。

常識を逸した行動をとれば社会生活が成り立たないからです。

だから、常識を破ったような発想は、普通、誰からも理解されません。

今まで誰もやったことない事や、考えも思いつかなかったこと、常識で言ったらタブーなことを、コストや労力、投資などとからめて一般的に考えたら行動になど移せるわけがないのです。

まして理解できない行動に意義や信念を見出すことも難しくなります。

固定観念の打破、時には柔軟な発想とも言います。

よく新入社員や若い人、業界未経験や浅い人に向かって「まだ業界の色に染まってないのだから、柔軟な発想で意見を述べてもらいたい」といいますが、普通、言えません。

想っていても言えません。

仮に思いついたとしても、常識を逸した発想を理解されない人の中で堂々と発言する勇気はほとんどの人が持ってないのではないでしょうか。

でも世の中を見ると、やはり固定観念にとらわれない発想や行動で顧客をつかんだ業界や会社はいくらでもあります。

数十年前では、アイスは暑い時に食べるものという常識でしたが、そういう観点は今や覆され冬でもアイスは食されています。

これもある企業が出した新商品によって常識が覆された例です。

ジュース類も暑い夏に冷たく冷やして飲むというスタイルが常識でした。

いまやジュースでもなんでもないコーヒーやお茶を取り入れ定番商品にしています。

当時飲料業界では、コーヒーはコーヒ専門の喫茶店、おいしいお茶も専門の御茶屋さんという認識だったはずです。

売り出す前の社内会議などでは、きっとジュースを一生懸命売っているジュース会社がコーヒー? お茶?という感じだったはずです。

このように顧客を創造した会社では、いったいどのようにして理解されない常識を覆すような発想をどのようにして取り入れたのか。

往々にして、企画会議などの場では「遊び心」を忘れずに「何でも発言できる」場にしたのだと思います。

役職の高い人やリーダーなどが率先して「え!?」と想うような常識を覆した発想を、しかし、まじめに発言しあい討論し、時には笑い倒すくらいの会議だったと思います。

そして業界にとらわれていない若い人は確かにいろんな発想ができるはず。

会議やミーティングにドンドン参加させて、固定観念を打破した発想を我々先輩たちが見せ付けてあげることが肝要なのでは・・・と思います。

「理解できない発想を楽しむ発想」がそもそも大事な事なのだと感じました。

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