9日Yahooニュースで、スターバックスがトヨタの「カイゼン」で急回復した旨のニュースが配信されていました。 

昨年、業績悪化による大幅な赤字決算を計上した同社。

不採算店舗600店(米国内)以上の閉鎖や1000人規模のリストラ、COOの廃止などを発表し世界不況の証として印象付けました。

対策としては、一部商品の割引や全米スタッフの135,000人にエスプレッソの入れ方の再指導、経営体制と経営戦略の見直しで再起を図っていました。

そんなスターバックスが09年の4月~6月期の最終損益ではなんと144億円の黒字化。

昨年の同期では6億4千万円の赤字だった事を考えると驚異的な回復を成し遂げました。

その背景にあるのが、あのトヨタで有名な「カイゼン=Kaizen」です。

カイゼン指導に当たったのは、日本でトヨタ本社に勤務した経験のある米国人10数人。

いままで見過ごされていたムダ取りを徹底して行ったそうです。

実施した内容はいたって単純。

トヨタ工場で実践されている事そのもの。

商材を近い場所に置き、取りに行く時間のムダ取り、商材を色別に分け、何がどこにどれだけあるのかを判断する時間のムダ取り、注文から提供までの導線や作業、人員配置などを時間計測して再配置した、動きのムダ取りなどです。

全てをストップウォッチで計測し、検証した事はいうまでもありません。

地道な活動と継続そのものが赤字から大きな黒字として結果が出たのです。

トヨタのカイゼンはトヨタ生産方式として同社のHP上でも紹介しています。

動画となっているところが、まさにカイゼンマインドが反映されている証だと思います。

カイゼンの肝は「見える化」と「継続」、そして「徹底」だと思います。

その想いを最も簡単に表している言葉が同社で使われている「5回のなぜなぜ」だと思います。

何かをしようとしたそのとき、その後に「なぜ」を5回問います。

「なぜ」かわかるように「見える化」し、「なぜ」と5回も問ていく「継続」。

そして「徹底」です。

スタバは赤字というがけっぷちに立ったからこそ、「見える化」と「継続」、そして「徹底」が出来たのでしょう。

現場とは何も製造工場ばかりではありません。

営業でも企画でも、経理や総務でも、それぞれがれっきとした現場です。

その現場に「見える化」と「継続」、「徹底」が浸透するからこそ、効率という結果が生まれてくるのでしょう。

もう一度、私達の現場では「見える化」されているか、「継続」しているか、「徹底」しているか自問し、それはなぜなのか、と5回問いただしてみるのも一考かもしれません。

スターバックスHP

トヨタ生産方式
(動画は必見です)

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