柳原です。

東北を拠点に展開されている、ある物流会社様。

 

運行前点検、装備品チェックや点呼など、安全に関する事や、労務環境チェックなど、毎日、運行管理者と共にドライバー仲間も一緒に行っています。

多くの会社では運行前点検や装備品チェックなどは、ドライバーさんに一任し、報告を基に全体管理されていると思います。

しかしこちらでは一緒に行う事に意義を見出しているのです。

そして一緒に行う事が最も重要な事であるとされています。

その意義の中でも「目測テスト」と称される確認事項があります。

ドライバー一人一人はもちろんですが、、運行管理者自身、経験も、知識も、身長も、視力も、考え方も、思考法も異なります。

当たり前ですね。

だからこそルールや決まりごとがあるわけです。

しかし、ルールや決まりごとに沿っていたとしても、運転中の回りの風景や視界の幅、身長や座高の高さで同じ距離でも感覚認知が違って見えます。

結果、そういう部分は個人の感覚による対処理されていくのですが、思い込みが大きな事故を招く場合があります。

そこで、異なる仲間同士が立会い、話し合い、笑い話も含め昨日の事象や今日の予定を分かち合い、点検や装備確認を一緒に行い、ひとりひとりの誤差を修正していくとの事です。

一緒に行う事の意義を重要だと気付いたからこそ、仕組みができあがったのでしょう。

ちなみに、管理者さんが立ち会う意義は、管理(指示をしたり守らせたり)するためではありません。

仲間と一緒に行っているドライバー達を見聞きし、自身の気付きを深めるのと、誰がどのような気づきを以て仲間にどうのように接するのかをみるのだそうです。

ちなみに・・・

もちろん過去はドライバーに一任し、報告を受けて管理と思っていたとの事。

しかし、その状態が「一任=放任」になっていた事に、ある事件でハッと気付き、管理する事の意味を知ったそうです。

意味を知って、意義を見出したからこそ、仕組みをも変えられたそうです。

ちなみに、一緒に行う事で、離職率や事故率(というよりヒヤリ率)はグンと減ったそうです。

一義的には法律遵守や安全履行のための形ですが、結果、他の面でも効果が高く表れた形となり、まさに管理運営であるいえるのだと思いました。

東北の運送や倉庫会社様とお会いできて、また一つ、知る事ができました。

ありがとうございます。

 

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