スピードが最も大事。

ココ最近、更新せず、反省です・・・

さて、先日参加したセミナー
からは大変、多くの事を学ぶ事ができました。

昨今の不況は、今までに経験した事の無いような不況です。

以前も書きましたが、予想できないような事が頻繁に起きる可能性が大きいのが今回の不況ですから、突発的に感じるマイナス要因に、すぐに対処(対応)できる意識と行動力を備えなければならないのかも知れません。

講師の方は、意識については、「力学の変化」を感じ取るべきとおっしゃっていました。

「力学の変化」とは、今まで一般的に常識とされてきた力関係に変化が生じ始めている。

単純な言い方をすれば、大企業が強くて中小企業は言いなりにならざるを得ない状況に変化が起き始めている。よく聞く言葉で「下請けイジメ」というチカラ関係です。たとえイジメではない(お互いに良きパートナーと意識していたとしても)としても大企業の下に中小企業があるという構図=チカラ関係に変わりはありません。

そんな関係に変化の兆しが見え始めているというのです。

「全国展開している大手スーパーの近隣にある、地元型スーパーのほうが繁盛する」といえば分かりやすいでしょうか。

もちろん、全てが覆されるわけではないでしょうが、そのようなチカラ関係の変化が目立ってくるという事です。

しかも、このような変化に柔軟に対処できるのは、圧倒的に中小企業や個人経営的な会社のほうが小回りが聞くはず。

いずれは、それなりに体力や経験量の勝る大企業が、大出血をしながらも持ち直してくる時も来ると思いますが、中小企業にとっては、それまでの時間がチャンスであり、木の芽がグングン伸びる時期のように、トテモ大切で貴重な時間になるのかも知れません。

弊社の行田物流センター5Sチームリーダーの古澤氏がよく言います。

「とにもかくにも、スピードが大事」

このスピードを活かせるのも中小企業ならでは、だと思います。

大企業では、社長から末端の社員、パート、アルバイトまで長い序列があるのに対し、我々のような会社では、時には社長自ら社員、パート、アルバイトに直接語れるるくらい近い職場もあるはず。

色々な想い(変化に対する抵抗感や不満など)はあるにせよ、昨今の状況をよく理解すれば、先ずは想いを置いといてでさえも、変化に対応できるノウハウを積む為にスピードを意識した、チカラの変化の対応力を身につけていかなければならないのかも知れません。

難しい言い方をしてしまいましたが、何でも最初は簡単な事から。

例えば、今までなんとなく行ってきた朝礼の仕方を変えるだけで、報連相力が身につくかもしれません。

今まで、センター長の指示が末端にまで伝わるのに夕方まで掛かっていたのを(時には全員に行き渡ってない事も・・・)朝、指示を出したら10分後に末端(全員)まで行き渡っていたら、今までの仕事自体に変化生じるくらいの力になると思いませんか?

一寸した身近なところから、緊張感を持って、チカラの変化を認識して、スピードを意識して、行動を起こせば、全てが体力とノウハウになるかも知れません。

そして、スピードを鈍らせる最大要因は抵抗感。

予想が出来ない近未来に対し、抵抗感からは何も生まれません。

あるのは、まごまごしているうちに、他社はドンドン始めちゃってるという状況。

折角の中小企業の強みでさえも逃してしまうかも知れません。

このセミナー後、参加していた企業の方からは、ドンドン新しい施策を聞き始めています。

皆さんの社内でも、「今までやった事がない事を始めてみた」というのはありますか?

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