社長は社員の事を知っている
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柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
ひょんな事からとても素晴らしい会社を知ることができました。
それは大阪市住之江区にある天彦産業 です。同社の樋口社長は「社員のやる気を引き出す」ことで高売り上げを成し遂げています。
天彦産業は明治初期に創業し、現在の樋口社長はなんと5代目だそうです。
経営理念にある「我社は三方良し(売り手良し、買い手良し、世間良し)の精神を再認識する。」とは、まさに現代で言うWinWinの関係であるといえます。
樋口社長理は理念として掲げた三方良し(WinWin)をどう達成すべきか考えます。
売り手(自社)が良しになるには、買い手(お客様)も良しと思っていただき、売り上げを伸ばしてもらわねばなりません。
買い手が良しと思うには買い手のニーズ以上の商品を作り上げなければ、買い手は良しと思いません。
世間が良しと思うには、社員の家族が世間に良い会社と宣伝してもらわなければなりません。
そのためには社員の家族も天彦で働く身内に誇りを持てるようでなければなりません。
中小企業は社長の行動考えひとつで大きく会社が変わります。
あくまで社長なのです。
天彦の樋口社長はHPでもハッキリとこう掲げています。
社員第一主義の経営であると。
社員が「やる気になり働き甲斐のある会社」であれば、おのずと職場内の活性化、生産性の向上、社会的地位の向上が図れるのだと。
要するに、社長の仕事とは「社員がやる気になり、働き甲斐のある環境を社内に生み出すこと」なのです。
そのために樋口社長のとった行動は、
現場を見る、
社員の話を聞く、
褒めもするし激励もする、
その代り叱責もあればアドバイスもある、
社員そのものに興味を持って毎日接する、
朝礼も出席するし清掃だって一緒に行う、
面談もする、
社員にいつも感謝の言葉をかける、
自分も社員も思いは一緒だと訴える、
家族にも思いを伝える、
社員の事を知っているので思いを共有する事ができる、
自分も一緒に汗をかく、
結果は感謝、努力はもっと感謝など・・・
その成果が・・・
社員32名で42億弱の売り上げを誇る会社になっているのです。
創業から4代目までの先代の方々も、時代に合わせ自分が変わっていったそうです。
自分がまず変わるから会社も変わる。
変わるべき時に変わるべきものが変わらなければ、変えられる事も変えることはできません。
常に緊張感とまず自分がという率先力もなければ変わるべきタイミングも逸します。
とても素晴らしい会社を知る事ができ、すごくワクワクしてきました。
世の中にワクワクさせる事が出来る会社ってすごいですね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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