来期卒業生の方、新入社員の皆さんへ。結果よりも過程なんです。
おはようございます。
柳原です。
いつもご覧になっていただき有難うございます。
今日は少々辛口で・・・
日本経団連 が会員企業1283社(回答率33.1%・複数回答)に「今年3月卒業者の採用選考で最も重視した点」を調査したそうです。
以下はその回答です。
1位:コミュニケーション能力(81.6%)
2位:主体性(60.6%)
3位:協調性(50.3%)
4位:チャレンジ精神(48.4%)
5位:誠実性(38.9%)
もう何も言う事は無いですね。
ご覧になって良く分かると思います。
そう、その人自身の人柄やコミュニケーション力を最重要視しているという事が。
資格や学歴、スキルなどに関しては・・・
9位:専門性(19.2%)
10位:職業観・就労意識(16.6%)
という結果です。
ちなみに1位~3位を占める「コミュニケーション能力」「主体性」「協調性」とはどういう事を望んでいるという事でしょうか。
簡単に言うと、報連相ができるか、しようとするか、潜在的に心得ているか、という事だと思います。
会社は学校とは全く違います。
採用試験や面接に合格して喜んでいてもらっては困ります。
採用後は、意味が分からない仕事や、なんでこんな事をと思う仕事、得意でない事を任されたり、ドンドン頼まれす。
入社後の数年間は、自分で選べる仕事なんて殆どありません。
得意分野をいきなり発揮できる仕事なんてありません。
その意味を100%理解できる仕事なんて殆どありません。
という事は、任されたり頼まれたりした時や、業務経過中、終了時などに、どれだけ報連相ができるかで、仕事の意味と理解度が変わってきます。
人は興味のある事や理解できる事にしか夢や希望をもてませんし、潜在力も発揮できません。
興味を持ち理解できるよう、己自身でできる唯一の方法が報連相なのです。
社会や会社では、報連相の事をコミュニケーションと位置づけます。
多くの学生の皆さんが勘違いしているのが「ココ」です。
たわいない話や談笑すること、できること、入社後すぐに先輩社員と仲良くなれることがコミュニケーションではありません。
そういう事がコミュニケーションという意味で通じるのは、学生時代、在学中で終りです。
好き嫌い関係なく先輩社員と談笑し仲良くなるのは当たり前の事であって、言われなくても、すぐに積極的に行ってください。
就職難といわれる昨今。
本気で就職が難しいと思うのなら、是非、身近な両親や先生の仕事の裏側を聞いてください。
どこの教科書や参考書にも載っていないが、企業が欲しがるホンネの人材像が浮かんでくるはずです。
学生の皆さんは、これから今すぐに、報連相を主体とした生活に切り替えてください。
相手は両親、もしくは先生です。
面接対策に詰め込んだ表情や言葉は、面接官は簡単に見抜きます。
せいぜい、面接対策にマジメに取り組んだかどうかが見れるだけです。
それと・・・
晴れて入社された新入社員の皆さん、入社後数年間は、新入社員が出す結果よりも、その過程が最重要視されていることも忘れないようにして下さい。
結果よりも過程なんです。
そこに気付けていなかったいう素直に感じた新入社員の皆さん、まさに上司や部署の先輩とコミュニケーションが取れていない証拠ですよ。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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