物流倉庫の整理整頓方法

clean_01「倉庫の中が散らかっていてめちゃくちゃ・・・」
「いつも忙しくて、なかなか倉庫の掃除や片付けまで出来ない・・・」
「一日がかりで、一斉に片付けた方が良いと思うのですが、従業員も少ないしそんな時間が無い」

そうお困りの社長さんや社員さんはいらっしゃいませんか?

同じ職場の同じメンバーで長い期間倉庫作業をしていると、その環境に慣れてしまい、作業効率アップや安全管理が見落とされがちです。結果として倉庫内の整理整頓が後回しになり、どんどん不要なものが溜まっていってしまうことになります。 しかしながら、物流倉庫の整理整頓や収納方法に少しだけ工夫を加えれば、倉庫作業の効率アップ、そしてけがや事故の発生防止にもつなげることができます。

1.整理整頓の事前計画を立てる

整理整頓の事前計画を立てる

倉庫内の整理整頓を行う場合、まずは事前に計画を立てることが大切です。
「いつ」「どこを」「誰が」「どのように整理整頓するのか」の計画を事前に立てておきましょう。そして、実際に整理整頓をする際にはどのような点に注意すれば良いのかを、整理整頓を行うメンバーと事前に打ち合わせておくことが重要です。

打ち合わせの際にぜひ意識してほしいのが、「5S活動」です。5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」を指します。 5S活動は良好な倉庫環境を作り上げる、またはキープさせる活動としてさまざまな現場で導入されている活動です。この取り組みが現場で徹底されれば、倉庫環境の改善や、それに伴う作業効率アップが期待できます。

また、作業を行う従業員全員に整理整頓のルールを事前に印刷・配布しておけば、作業を行う際にスムーズになります。

5S活動について

2.不要品をチェック

不要品をチェック

整理整頓を始める前に、まずは倉庫内の不要品をチェックします。 家庭での整理整頓では「いるもの」「いらないもの」「判断に困るもの」のボックスを用意してそこにものを入れる、という方法がありますが、物品の多い物流倉庫の場合現実的ではありません。

そこで、不要品をチェックする方法としては「テープ」によるマーキングです。 テープは透明のものではなく、色付きのものを使用。色付きのテープを使用することで、マーキングされているかどうかがひと目で分かります。

テープを用意したら複数人で担当箇所を決め、「不要」「不要かどうか判断に迷うもの」全てにテープを貼っていきます。複数人で実施すれば価値観の共有もでき、総合的な判断もしやすくなります。 「不要」と選別されたものは直ちに取り除き、また「判断に迷うもの」は3営業日、1週間などと判断保留の期間を決め、それまでに判断するようにします。

3.整頓と収納のルールを作る

整頓と収納のルールを作る

必要と判断されたものを整頓・収納する方法としては、用途やカテゴリーで分けて収納、使用頻度で分けて収納、サイズで分けて収納などさまざまです。

時間的なロスが少なく、効率が良いと思われる整頓・収納方法の1つが「使用頻度で分けて収納」かつ「使用する場所の近くに置く」ことです。日常的に使用するものは使用者の手が届く範囲に置くと効率的です。年に数回しか使わないなど、使用頻度の低いものは手の届きにくい場所(例えば倉庫の奥や脚立を使わないと届かない場所など)に保管すると良いでしょう。

物品の保管マップを作れば、倉庫の「見える化」が進められ、物を探す際の時間短縮、ひいては倉庫作業の効率化にもつながります。

4.収納のための什器も点検

収納のための什器

倉庫を整理整頓する際には、収納のための什器も点検しておくと安心です。古くなり耐久力が著しく低下したボックスや棚を使用し続けると、業務中に思わぬ事故が起きてしまう可能性があります。倉庫の整理整頓を進めて効率化を図ることと同時に、従業員の安全を守ることも非常に重要です。そのため、什器の入れ替えを検討する場合は使い勝手が良く耐久性も高いスチールラックの活用がおすすめです。

スチールラックは、棚板、フックなどのパーツの種類が豊富な上、サイズもバリエーションに富んでいます。設置スペースにピタリとはまるアジャスターや移動に便利なキャスターもあるため、これまでデッドスペースになっていた部分にも新たな収納を作ることができるでしょう。

お客様の声

M社様(機械製造業)

親身に相談に乗ってくれ、報連相がしっかりしているので安心です!

これまでお付き合いのあった倉庫会社さんは在庫差異が大きく、業務対応もあまりよくありませんでした。また、将来のことを考えると、販売に比例した物流構築にも不安がありましたので、物流拠点の見直しと物流品質の向上を検討していました。

ホームページで検索した結果、危険品保管も可能な篠崎さんを見つけ、相談したのがお付き合いのきっかけです。篠崎さんは、他の倉庫会社とは違い、売りこむ姿勢ではなく相談に乗ってくれる姿に共感しお願いしました。

入庫、出庫、在庫管理が正確で、緊急時などでも快く引き受けてくれるので、非常に助かっています。入庫後や日々の在庫、出荷後の報告など、報連相がシッカリしている点も素晴らしいと思います。また、できそうにないようなお願いにも知恵を絞りだして一緒に考えてくれたり、ミスや失敗もきちんと報告してくれるところはありがたいです。

倉庫内の方も、身だしなみ・挨拶が素晴らしく、非常に対応がよいと思います。

担当者より一言 (事務 小田嶋香澄)

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日頃はこちらこそ大変お世話になっております。
まだまだ完璧にとはいかずご迷惑をおかけすることも
多々ありまして本当に申し訳ございません。
これからも、お客様に喜ばれるサービスを目指して日々努力していきたいと思います。
まだまだ未熟ですがどうぞよろしくお願いいたします。

K社様(印刷・出版業)

いつも懇切丁寧に対応していただけ、信頼のおけるパートナーです!

これまでに、何社か倉庫会社さんとお付き合いしておりましたが、どこも「帯に短し、たすきに長し」で、信頼のおける会社さんがもう一社程あってもいい、と考えていたときに、ある方から「いい倉庫会社さんがある」と紹介されたのが篠崎運送倉庫さんです。

業種柄、保管をお願いする製品量が季節変動しますが、臨機応変かつ懇切丁寧に対処していただいています。実は以前、一度だけ倉庫内においてフォークリフトの「操作ミス」で製品を倒してしまった事故がありました。事故はあってはならないこととはいえ、事故発生時にも迅速で真摯に対応、責任ある事後処理をしていただけました。このことが、さらに信頼を深めたと思います。

社員の方、ひとりひとり、非常に熱心かつ礼儀正しく接していただいており、当社の社員にも学ばせたいと思っているくらいです。今後とも、弊社の「任せて安心」なパートナーであっていただきたいと思います。

担当者より一言 (次長 須永謙悟)

お客様の声にご回答いただき有難うございました。
商品破損事故の件につきましては大変申し訳ありませんでした。
また、寛大な処置を頂き真に有難うございました。
さらにありがたいお言葉を頂き社員一同感謝申し上げます。
今後も「任せて安心」の信頼を築ける様、日々努力致します。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。

無料物流簡易調査

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篠崎運送倉庫のロジスティクスコーディネーターが貴社の物流現場を訪問し、物流のプロの視点で現場をチェック。その後、現場の責任者様と面談をして、カイゼン策や効率化策をアドバイスさせていただきます。

「今後の物流の方向性をどうすれば良いか、今の現場の問題点をどうやって解決するか」ということに悩んでいる方には、かなりオススメのコンサルティングメニューです