身近な想いを謙虚に学ぶ姿勢。 運送ドライバーの想いから学ぼう。

岩手・宮城・埼玉に倉庫と運送拠点を持つ㈱篠崎運送倉庫の柳原です。

 

同業社の先輩であり、私のフェイスブックの友人でもある㈱野村運送(埼玉県入間市)の社長が、御自身のフェイスブックで鋭い視点と切り口からでの面白い考察をいつも掲載しています。

 

ある日のコラムがとても示唆深かったのでご紹介します。

 

車の希望ナンバーについてなのですが、同社でもある事から採用して車の管理などにも活用しているとの事。

これは弊社も同じですが、多くの物流・倉庫・運送・運輸企業様も同様かと思います。

 

ただし登録には3000円/台の費用が発生します。何台も保有している運送会社はこの登録費用だけでもバカになりません。

 

同社では数字に込めたを想いも一緒に走ってもらいたく、ドライバー自身にナンバーの数字は任せているようです。

中には「イチゴが好きだから15」とか「7x7=49だから7749」など、まぁ適当な感じのナンバーもあり、とてもガッカリするとの事(笑)。

 

しかし、昨年購入した新車の担当ドライバーが「1889」を希望されたとの事。

生れた年にしては古すぎるし、歴史的にも何があったというわけでもないので、ある時、担当ドライバーに数字の真意を質問したそうです。

 

すると、ドライバーから返ってきた答えは

「1(いち)8(は)8(や)9(く)」=「いち早く」であり、「いち早くお荷物をお届けします」という意味だそう。

この返答に社長も、ドライバーがこれほど高い意識で希望ナンバーを選んでいる事に感心し嬉しく感動したとの事。

 

更に、今年になって別な車両を購入した時のナンバーは「625」。

これも真意はわからなかったようでしたが、管理者が実は聞いていたらしく「6(む)2(じ)5(こ)」で「無事故」という事。こちらも安全意識が高く、ドライバー自身が選ぶ希望ナンバー制度に改めて導入して良かったと考察されています。

 

ちなみに、コラムの落ちとして(笑)、以下のように締めています。

 

『私自身の乗用車のナンバーは「○○△△」ですが、これは○○○○選手の通算安打数。「意識が低くてごめんなさい。個人所有の乗用車というところを鑑みて、ご勘弁いただければ幸いです。』と締めています(爆笑)

 

さて、今回のコラムから私が気づかせて頂いた示唆とは、

「高い安全意識を車番にも込めよう」と言う事ではありません。

「そういう教育を社内で啓蒙していこう」という事でもありません。

これはこれでコラムから学び実践していくべき事ではありますが。。。

 

私は社長という役職でありながら、一人のドライバーの素朴な想いに謙虚な気持ちを抱き、自分自身を見つめ直す機会に充て、コラムというツールでアウトプットし自分を戒める機会にしている事こそ、多くの示唆が溢れていると感じました。

社内・社外・自分の身近な廻りの感心・感動する行動に目を配り、気付けるようになろう。

気付いた事に素直に感心・感動し自分より優れている事を素直に認め褒め称えよう。

素直に認めたら、過去の自分に照らし合わせ、何が異なっていたか・必要だったか自分の行動を検証してみよう。

 

野村社長様、いつもハッと気付ける機会を頂きありがとうございますネΛΛ

 

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